16. イッカク (Monodon monoceros)

イッカクは、中型の北極に生息するクジラで、なめらかで斑点のある灰色の体を持ち、オスには最長3メートルにもなる長くらせん状の象牙色の牙(実際には頭の左側から生える肥大化した歯)があります。
そのユニコーンのような牙は、そんな特徴は神話の中にしか存在しないと思っていた読者を魅了します。この牙には何百万もの神経終末が詰まっており、イッカクが水中の塩分濃度、温度、圧力の変化を感知するのに役立っています。オスは繁殖期に牙で「フェンシング」をすることもあります。人間の足がめったに踏み入れない氷の海に生息するこれらの「海のユニコーン」は、地球には私たちがめったに見ることのできない、雄大でほとんど魔法のような生き物がまだ存在することを大人たちに思い出させます。